社員紹介
テクノロジー事業本部 技術統括部 技術第2部
S.S. 2015年入社
私は今、Enlightenチームで新機能の開発・提案を行っています。
もともと小学生の頃から日本のゲームやアニメ、漫画が好きで、「将来はゲームに関する仕事をしたい」という夢を持っていたのですが、中国の大学ではマネジメントなどを学んでいて、あまり将来のことは考えていませんでした。
大学4年生の時に日本に行ってみたいという気持ちが強くなり、そこから日本語を勉強して日本の大学院へ進学。エンジニアとしてゲーム会社で働く夢のため、CGに関する研究を行いました。日本に来たのは 2013年ですが、その頃の中国のゲーム業界はまだ発展途上だったため、最新の技術を持っている日本で働くことに迷いはありませんでした。
就職活動ではゲーム会社を探して、面接も受けていました。自分が好きだったゲームを開発した会社も受け、そのゲームに携わりたい!という気持ちもありました。でも、ゲームのグラフィックスにかかわる仕事をしたいのであれば、ミドルウェア開発の会社に入った方が自分にとってよいのではないか、と思ったんです。そんなとき、Mizuchiのデモ映像を見て、その綺麗さに惹かれ、シリコンスタジオの高い技術力を知り、応募しました。
会社のメンバーが優しいですね。気楽に話ができます。入社当時は日本に来てからまだ2年でした。あまり日本語が上手だとは言えませんでしたが、同僚に毎日話しかけることで上達したと思います。アニメなどを見ていたのでわかる日本語はあったものの、実際は言葉に出せないことが多くありました。そんな私にとって誰かと話して言葉を使うことは上達のためにとても大事で、同僚と話す時間はとても楽しく、ありがたかったです。
また、日本の企業は上下関係が厳しい(はっきりしている)と聞いていたのですが、シリコンスタジオはそういった印象はなく、外資系企業のイメージに近いと思います。上司に直接自分の意見ややりたいことを話せる、とても良い環境です。
新卒入社だったので、いろいろな経験を積んだ方がよいという考えから、最初はゲームに直接かかわらない仕事をしていました。それでもシリコンスタジオでの仕事はコアな業務のため、どのプロジェクトもとても面白みがあり、自分の知らないことが多いので必ず勉強になることがモチベーションになっていました。そういった経験を積み、また、やりたいことを伝えられる環境であるため、今は夢だったゲームグラフィックスにかかわる業務に就いています。
今はEnlightenの開発を通して、ゲーム品質の向上に貢献できていること、ゲームビジュアルに自分の仕事が反映されていることにとてもやりがいを感じています。新しい機能開発でEnlightenの未来を決めることに携わっているのもそうですね。また、Enlightenはたくさんのゲームに採用されているので、それだけ数多くのゲーム開発に貢献できていることも嬉しいです。
シリコンスタジオには外国籍の方が多いことにも驚きました。ヨーロッパ、アジア、南米など、いろいろな地域の方が在籍しています。
コミュ二ケーションも活発で、英語や日本語で日本での生活について話したり、最近は在宅勤務で会う機会も減ったので、一緒にご飯を食べに行こうと誘い合ったりすることもあります。先日一緒に食事に行ったメンバーは10人全員異なる国籍でした。もともと2、3人のメンバーで辛い中華料理を食べに行こう!と話していたのですが、周りに声をかけたらそのような集まりになったんです。単身日本で働く方のグループもあり、心強いですよね。
またみんなで出社して仕事をしたり、一緒にランチタイムを過ごしたりしたいです。
裁量労働制であることも働きやすい点です。時間の使い方が自由で、お子さんがいる方は早めの時間に働くなど、うまく活用しているようですね。
シリコンスタジオは多様な働き方が認められていて、とてもホワイトな環境だと思います。
これからの目標は、Enlightenのさらなる発展に貢献したい、という気持ちがあります。ライバルに対抗し、さらに進化できるよう頑張りたいです。
また、Enlightenの利用は主に日本と欧米が中心で、まだ中国は多くありません。母国の企業へのサポートや営業にもチャレンジしてみたいですね。
日本の企業で働く上で言語は高いハードルだと思いますが、シリコンスタジオではまず英語が話せればコミュニケーションが取れますし、日本語はなるべく日本人とたくさん話すことで上達します。自分がまさにそうでした。なので、そこは心配せず頑張れば大丈夫です。自分から勇気をもってたくさん話しかけてほしいですね。
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