シリコンスタジオ、ソーシャルゲームのFlashコンテンツをHTML5形式に変換再生できるマルチプラットフォームのSWF変換再生エンジン『BLADE』の販売を開始HTML5への移行期にFlashの資産・人材をそのまま活用!
エンターテインメント業界向けにデジタルコンテンツ関連ビジネスを展開するシリコンスタジオ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:寺田健彦)は、当社開発のマルチプラットフォームSWF変換再生エンジン『BLADE』の販売を開始したことをお知らせ致します。
『BLADE』とは
BLADEは、マルチプラットフォームで利用できるHTML5+javascriptのSWF変換再生エンジンです。Flash lite 1.1で開発されたソーシャルゲームなどのFlashコンテンツをHTML5形式に変換・最適化し、スマートフォン、タブレット(iPhone/iPad、Android)上で再生します。ソーシャルゲームでは必須といえるAction Scriptによる制御、シェイプ、マスクといった複雑な描画表現もスムーズに変換できます。
BLADEは、SAP(ソーシャルプリケーションプロバイダー)としての実績とゲームエンジン・ミドルウェアメーカーとしての高い技術力を併せ持つシリコンスタジオの製品です。単に優れた機能を盛り込むだけではなくSAPとしての立場から使用感を追及して開発した製品で、ソーシャルゲームのHTML5対応に課題を抱えるすべてのSAP様・ゲームデベロッパー様に自信を持ってご提案できます。
BLADE導入のメリット
・Mobage、GREE、mixiなど各SNSプラットフォーム共通で使用できます。
・HTML5対応にFlashの資産、制作ノウハウ、人員をそのまま活用できます。
・Flash lite 1.1ベースで開発されたゲームコンテンツのHTML5対応コストを削減できます。
・HTML5の技術者がいなくてもHTML5への対応作業が可能になります。
BLADE概要図
BLADEの主要な特徴
マルチプラットフォーム
BLADEは、Mobage、GREE、mixiといったSNSプラットフォームに依存せず動作し、iOS、Androidの両デバイスに対応しています。
開発環境での変換が可能
BLADEでは開発環境で予め変換したSWFファイルをサーバー上に配置してスマートフォン側で再生します。事前に変換したファイルを再生するため、ゲーム実行中にクライアント側で変換するタイプのSWF変換エンジンよりも高速に描画できます。
画面サイズの自動調整
コンテンツの画面サイズをスマートフォンやタブレットに合わせて自動調整できます。
サーバー側での動的な画像差し替え
従来のFlash同様に、画像、アクションスクリプト変数、ムービークリップなどを動的に差し替えられます。
Canvas使用
描画にはCanvasを描画機能として使用しているためSVGが実装されていない環境にも対応します。
ネットワークへの負荷はオリジナルSWFと同等
BLADEでは、変換したSWFファイルを圧縮してネットワーク上に送信するため、ネットワークへの負荷はオリジナルと同等になります。なお圧縮処理によりサーバー負荷が増えることはありません。
変換後のパフォーマンス
オリジナルのFPSに対して50%~100%の速度で動作します。半透明の重ねあわせ処理なども高速に実行できます。
BLADE公式サイト
https://www.siliconstudio.co.jp/middleware/blade/index.html
公式サイトではオリジナルのSWFファイルとBLADEによる変換後の比較サンプルをご覧いただけます。
動作環境
[対応するFlashのバージョン]
Flash Lite 1.1 (SWF4 以下 ※SWF5以上への対応検討中)
・デバイスフォントに対応(埋め込みフォント非対応)
・静止テキスト非対応(対応予定あり,ダイナミックテキストで代用可)
・fscommand非対応
[対応する端末およびOSバージョン]
端末:iPhone 3GS、4、4S、5、AndroidOS搭載のスマートフォンおよびタブレット
OS:iOS4、5およびAndroidOS 2.3以降
価格について
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