「逆光のような光の表現」や「ピント(焦点)」、「ノイズ」など、
カメラのレンズで起こるさまざまな現象を光学的に正しくシミュレートして
再現できるのがYEBIS のレンズエフェクトです。
これにより”いかにもCG”然とした無機的な映像が、質感、空気感、臨場感などを
リアルに感じられる表現力豊かなグラフィックスへと変貌します。
レンズフレアや被写界深度、
モーションブラーなど、
様々なレンズエフェクトをご提供致します。
映像に命を吹き込むレンズエフェクトを、
リアルタイムCGでも手軽に演出できることが
YEBIS最大の特長です。
YEBIS 3 には、ボケ味シミュレーション
(絞り羽根開閉シミュレーション、レンズ収差/ 補正シミュレーション)、
高品質SSAO、入出力色空間変換が主な新機能として搭載されました。
画像:
収差とレンズ補正シミュレーションの一例、
アポクロマートレンズ
YEBIS は、多数の有名ゲームタイトルやテレビ番組、
CGアニメーション映像制作などで導入されています。
フォトリアル系ゲームグラフィックスへの導入例
Copyright © Milestone 2014. Copyright © 2014 Dorna Sports S.L. – All rights reserved.
テレビ番組のバーチャルスタジオセットへの導入例
Copyright©1995-2013, Tokyo Broadcasting System Television, Inc. All Rights Reserved.
トゥーン系ゲームグラフィックスへの導入例
©車田正美/集英社・東映アニメーション ©2013 NBGI
Q. ポストエフェクトとは?
A.
出来上がった画像・映像に対して後から加工を施すことをポストプロセス(ポスプロ)といい、このポストプロセスで処理される様々なエフェクト(映像効果)をポストエフェクトといいます。CGで多用されるポストエフェクトには、カメラのレンズを通したような映像を作り出すエフェクトや、レタッチソフトのように色を調整する処理があります。
Q. リアルタイムとは?
A.
例えばCG映画などの場合、予めコンピューター(CG制作環境)上で長い時間をかけてCGを作り出し、それを一つにつなげて動画(オフラインのCGコンテンツ)とした上で再生されます。しかしゲームに代表されるリアルタイムCGコンテンツでは、端末(家庭用ゲーム機やスマートフォン)上でリアルタイム(極めて短い時間、一瞬)に処理されてCGが作り出されます。
リアルタイムではないCG映画は上映中にアングルを変えたりキャラクターを自由に動かすことはできませんが、リアルタイムCGコンテンツであるゲームは、ボタン操作などによって自由にアングルを変えたりキャラクターを動かすことができます。
Q. どんなCGにも使えますか?
A.
リアルタイム3DCGでのポストエフェクトに強みがありますが、2DのCGでも使うことができます。3DCGの場合、ゲームやテレビ番組のバーチャルスタジオセットで導入実績があります。また、オフラインCGの制作プロセスでも使われています。ポストエフェクトによる最終的な映像を、オフラインレンダリングのプロセスで行う場合は非常に時間がかかるのですが、YEBISによるリアルタイムポストエフェクトを使えば、リアルタイムに結果をプレビューしながら映像を作っていくことができます。
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