ニュースリリース

シリコンスタジオ、三菱電機に3DCGによるシミュレーション技術を提供 ドライバーモニタリングシステムの認識精度を高める検証シーンをCGで再現

エンターテインメント業界を中心に、自動車、映像、建築など、さまざまな業界向けにデジタルコンテンツ関連ビジネスを展開するシリコンスタジオ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:梶谷 眞一郎、東証マザーズ:証券コード3907、以下「当社」)は、三菱電機株式会社(本社:東京都千代田区、執行役社長:杉山 武史、以下「三菱電機」)が手がける次世代ドライバーモニタリングシステム(以下「DMS」)の開発において、さまざまなユースケースの検証シーンが再現可能な3DCG技術を提供したことをお知らせします。

シリコンスタジオ、三菱電機に3DCGによるシミュレーション技術を提供 ドライバーモニタリングシステムの認識精度を高める検証シーンをCGで再現

当社では『BENZaiTEN(ベンザイテン)』のブランドの下、人物(顔・表情)認識用CG生成、不良品判定用CG生成、組立て部品・パーツ認識用CG生成など、さまざまな機械学習向け教師画像用CG生成ソリューションを展開しています。
『人物(顔・表情)認識用CG生成』は、あらゆる光源環境におけるさまざまな人物の顔、表情のCGを生成し、機械学習による画像認識の精度向上に活用いただけるソリューションです。年齢、肌の色、骨格を自由自在に変化させながら多種多様な人種の顔・表情に対応し、生成できる顔のバリエーションはほぼ無限。あらゆる光源、カメラ位置、レンズ設定の変更や、赤外線カメラのルック再現にも対応しています。

このたび、当社は次世代DMSの開発を手がける三菱電機に対し、『人物(顔・表情)認識用CG生成』によるシミュレーション技術を提供いたしました。実際に設置されているカメラの位置や広角レンズの画角に合わせて調整するなどカスタマイズ対応し、DMSの認識精度を高めるために採用されています。

以下、三菱電機Webサイト開発者インタビュー「三菱電機の次世代DMSが未来を創る」より引用(一部改変)

三菱電機は、検出範囲を助手席や後席まで広げ、乗員認識や生体センシングなどの安全性や快適性の向上に貢献することを目指し、ダッシュボードセンターに設置した広角カメラによるDMSを業界で初めて※開発しました。
※車内監視用途において。三菱電機株式会社調べ
DMSの認識精度を高めるには、太陽光が顔に当たるシーンや飲物を飲んでいるときに顔を遮蔽するシーン、帽子やマスク、髪形、ヒゲ、人種、天候といったさまざまな条件を再現し、検証しなければなりません。また、何か問題が発生すればその場で修正や再検証の繰り返しが必要となります。
現実世界では再現が難しいシーンも、CGによるシミュレーションでは容易に再現することが可能です。
三菱電機では、実際の車で再現することにより蓄積してきたノウハウと、3DCGの技術を用いたシミュレーションを組み合わせ、現実世界では再現が難しいシーンの検証に取り組まれています。

https://www.mitsubishielectric.co.jp/automotive/project/interview01/index.html

シリコンスタジオ、三菱電機に3DCGによるシミュレーション技術を提供 ドライバーモニタリングシステムの認識精度を高める検証シーンをCGで再現

※ BENZaiTENは、シリコンスタジオ株式会社の日本国内およびその他の国における登録商標または商標です。

※ その他、記載されている名称は各社の商標または登録商標です。

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