都心からのUターン、働き方も多様化

家族の時間が増え、
プライベートの充実感が仕事につながる

Q. 遠隔地でのリモートワークはいかがですか？

福岡で過ごすようになり、家族・親戚との時間がかなり増えました。子供2人を連れて関東と福岡の移動はなかなか大変です。以前は会いに行けるのが盆正月くらいだったのですが、今は頻繁に会って、子供の成長を両親・親戚に見せられているのがすごくよかったな、と思っています。
また、福岡はとても住みやすく、自分にとって東京では検討できなかった住環境を適えられたこともよかったですね。プライベートに充実感があり、だからこそオン、オフを切り替えて業務にも取り組めていると思います。

課題としてはチームのコミュニケーションの部分ですね。
先日出張で東京のオフィスに出社し、チーム全員が集まってミーティングしたのですが、直接コミュニケーションをとる機会は作ったほうがいいな、と感じました。実際にホワイトボードに絵や図を描きながら、リアルタイムでの会話によるコミュニケーションが欠けていたことを実感しました。リモートのビデオ通話だけだと伝えづらい部分があり、改善できるように相談していますし、新しいツールの導入も積極的に検討中です。雑談や、ちょっとアイディアに詰まってしまったな、という時の気軽な相談も課題です。オフィスで隣に座っている環境とはやっぱり違いますからね。
新しくチームに入ったメンバーのフォローや関係性の構築をどう進めるか？という課題もあります。新たに入社する方は、シリコンスタジオのこともわからない、Enlightenもわからない、さらに外国籍の方は日本での働き方に慣れていない、ということがあります。「チームのやり方を伝えられているかな」「もうちょっとうまく助けてあげられないかな」と反省し、教育やフォローアップをどうしていくか、検討しているところです。チーム単位でパフォーマンスを保てるように考えていこうと思います。